「実験の製作物完成(LEDオブジェシューティング)」2013/10/31

実験科目で班員四人といっしょに考案・製作していたものが完成しました。
ランダム移動するLEDキューブを乗せたロボットを制限時間内に赤外線銃で撃って倒すゲームです。
四方に設置された赤外線センサが弱点。動画では弱点部位が四方のうち一つになるハードモードでプレイしています。
学園祭や実験室で展示されているものは四方のセンサが弱点のノーマルモードです。
動画ではかなり近い位置でプレイしていますが、日光の影響が小さい場所では2mくらい離れても遊べます。


LEDの点灯制御はPIC、車体の制御にはArduinoを使用しています。
PICとArduinoを通信させ、リアクションと演出をリンクさせている、というのがこの作品の技術的なウリかな?
通信プロトコルを考案してくれた班員のS岡さん、ナイスです。

私はマイコン(Arduino)に書き込む車体制御やセンサー処理のプログラム、ゲームバランス調整、センサー系の回路設計を担当しました。
今回Arduinoはハード的にもソフト的にも作品の「核」となる部分でしたので、うまく機能を統合できるか最後まで不安でした。
時間の都合上、妥協した部分はありましたが、求めていた最低限の仕様は全て満たすことができました。
他の班や先生方にソフトの出来をかなり評価していただけたので、頑張った甲斐がありました。

今思い返せば、自分含め班員全員が、好きな順番で好きな力の入れ具合で製作に挑んでしまったと反省しています。
ソフトとハードの足並みがそろわなければ、機能テストの効率が悪くなるということを痛感しました。

この科目で得た知識・反省を、今後社会に出た後に少しでも活かせれば良いなと思います。